農村での生活4日目〜最終日


8月10日


朝です。散歩してちょっと離れた屋台までフォーを食べに行きました。

道中。ニャーは色んな人にあいさつをしていました。有名人なんだな。


フォーの屋台に到着!!うまかった〜!早起きすると良いことあるね。


近くの市場の様子です。朝からすごく活気づいていました!!

市場での子どもたちの一枚。

のび太に似てるなーと思っていたらホントにドラえもんを読んでいました。友達の服にも注目。

メコン川クルーズに出発です。押すなよ...ぜったい押すなよ!!!!

船上からの一枚。

午後には、参加させていただいた団体STEP FOWARDが、現在支援している家庭を訪問しました。現在も建築中とのことです。

STEPが支援を始めた2015年12月、この家は半倒壊状態にあったそうです。


この家に住む、ホンは村の小学校に通う9歳の少女です。彼女の母は、ホーチミン市で働き、仕送りをしているため祖父母のベイさん夫妻(写真右側のお二人)と一緒に住んでいます。

ベイさん夫妻は、60代に入りながらも家計を立てるため農業をしています。祖父母の息子であるフォンさんは脳性まひを患っていて、働くことができません。

STEP FORWARDは3つの点からこのご家族が自力で発展してゆけるよう、支援を続けています。

1 家の修築

この家からほど近いところには、川が流れています。そのため改築する家は川の氾濫に備え、土台を高く設計することにしたそうです。


2 マイクロファイナンス

あとほんの少しだけお金があれば、新しいことが始められたり、必要なものを購入できる。そのような際に農村では高利貸しにお金を借りることが多々あります。

こうして一時的に物事は解決しますが、返済に間に合わず再び高利貸しに頼る...という悪循環が生まれていってしまいます。

マイクロファイナンスという形での支援は、どうすればお金を稼げるのかを自ら経験することで、自助努力での生活向上を図ったものです。


3 医療面でのケア

障がいを抱えているフォンさんを始めとする医療面での支出は、この家族には極めて高いものでした。そこで、医療費の一年分をSTEPが請負い、家族が将来への貯蓄を貯める期間に専念することを可能にしました。


与えるだけの関係ではなく、ご家族の努力を最大限にサポートしているのですね。


家の前にて。


午後には、コメ畑を見学しにいきました。どこまでも一面の緑に感動...✨普段都会で過ごしていると、大自然を感じることは本当にすくないよね。

畑の泥を体験してみようとのことで、道なき道を歩きました。足を取られないようにメンバー同士で力をあわせます!

道中、グレーの靴下がおしゃれなお兄さんが歩いていました✨

明日は村の小学校に行く最終日です。子どもたちと異文化交流を行っていきます。メンバーの母国を、みんなに好きになってもらえたらいいですね。



8月11日

さて今日も学校まで飛ばして行くぞー!!



今日はカルチャーエクスチェンジデイ!! 

メンバーが自分の国を子どもたちに紹介していきます。



スペインの有名なダンス、マカレナ。


マレーシアのダンスを一緒に!あれ...バックダンサー怪しくない?笑

子どもたちも見よう見まねでついてきてくれていました!

そしてついに日本代表の番に...!!

日本って国、知っている人ー??

日本語のあいさつを子どもたちと一緒に練習!

シンチャオは日本語で「こんにちは」

カムオンは?「ありがとう」で〜す!

タンビエットは「さようなら」だよ

日本の遊びとして、押しずもうを子どもたちに紹介したよ!

みんなに、おりがみで作った鶴をプレゼントしました。これからも仲良く平和にすごしてね!

行く前に女の子たちにプレゼントしたときも喜んでくれてたなあ!

トンネルゲームをやっているところ!みんな大はしゃぎ!!

「おかあさんといっしょ」を思い出すな〜笑


そんなこんなでカルチャーエクスチェンジの時間は終了!!

お世話になった小学校の校門にて!!

農村での最後の夜ご飯はニャーのお母さんがご馳走を振る舞ってくださいました!

ご家族と一緒にワイワイにぎやかな夜ご飯でした!


8月12日

今日は1週間暮らしたヴィンロンからホーチミンに戻る日です。




お別れの前にみんなで集合写真。

お世話になったニャーの親子と3ショット。真ん中の方もばっちり家族に溶け込んでいますね。

出発前にみんなで集合写真!!

このキャンプでは本当に多くのことを学ばせていただきました。

大自然の中で元気いっぱいに暮らしているベトナムの子どもたち。子どもたちが心の底から授業を楽しんでくれていたその姿から、本当に元気をもらいました。

また、このヴィンロンの村は外国のボランティアが村に来て何かに関わることにあまり寛容ではなく、

キャンプの企画者である、STEPのアンさんらと地方政府や警察との間で長期にわたる交渉の末に実現したものだったのです。

「メンバー全員が無事で、10代の若いメンバーが途上国について考えるきっかけになって本当に良かった。この経験をこれからの活動にも活かしていってください。」とアンさん。

本当に、ありがとうございました。

ニャーのご家族、学校の先生方、メンバーたちなど、支えてくださった多くの方々のお陰で私たちは無事キャンプを終えることができました。本当に、お世話になりました。



おしまい



IUYL(アイユル)

子どもたちが将来の「選択肢」を持ち、 自分の「夢」を見つけ、 自らの「可能性」を広げて行ける環境づくりに貢献する。

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